イタリア人『カルロ・クロッコ』によってスイスのニヨンで誕生したブランド『ウブロ(HUBLOT)』。
ウブロの名前の由来は、フランス語で『舷窓』という意味で、舷窓をモチーフにしたベゼルケースのモデルを発表し、業界を驚かせた。
舷窓のようにビスで留めたベゼルがとても特徴的なデザインが魅力的な時計です。
金のケースとラバーベルトとを組み合わせた腕時計は業界初で、スイスの時計業界から異端扱いされたが、イタリアのファッション界で徐々に受け入れられていった。
ウブロ(HUBLOT)が爆発的人気を得たのは、ジャン=クロード・ビバーがCEOに就任し、2005年『フュージョン（融合）』をコンセプトに誕生した『ビッグ・バン』シリーズがきっかけである。
ウブロのメイン商品ともいえるようになったビッグ・バンシリーズとは、『フュージョン（融合）』のコンセプトが示す通り、様々な新素材を組み合わせて創りだされています。
カーボンやタングステンという素材に加え、『ウブロニウム』という自社開発したケースを採用するなど、大胆で独創的なデザインの時計が特徴です。
主なケースサイズは41、44、45mmとなどがあります。
その後、圧倒的な存在感を放つ『キングパワー』シリーズが登場した。
ケースサイズ48mmという超ド迫力の大きさで、セラミック、カーボンなどビッグ・バンシリーズと同じく様々な新素材と組み合わせた時計がズラリと並ぶシリーズです。
ウブロのデザインは、まずアイデアを鉛筆で描き、仮想モデルを作り、最後にプロトタイプが組み立てられます。
新作時計はデザインのイメージをラフスケッチし、その中でプロポーションとデザイン的な要素が決められていきます。
時計の心臓部であるムーブメントは、機能だけじゃなく、見た目の美しさも追求しながら、コンセプトに基づいてデザインされます。
最後に製品化前のテスト用として、プロトタイプが創られます。
ムーブメントとケースの両方は試作段階で、機能性のみ考えて創られたバージョンになります。
このサイクルの主な利点は、新しい考えを取り入れることができることです。
徹底的に追求することで、ウブロの大胆で独創的なアイデアが生み出されるのです。
そんなウブロのお値段は、100～300万円と幅広いラインナップがあります。
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